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EDWARD’Sは創造する企業である

   EDWARD’S製品をつくるには、むずかしい方程式も、複雑な電子計算機もいらない。だからと言って、その製品づくりは、決してイージーなものではないのだ。そこには、人間の夢と楽しさがなければならない。いい意味の遊びもほしい。これらは、どんなに計算しても手に入らないものである。EDWARD’Sはクリエイト(創造)企業であることを、しっかり意識して、全社員が、その夢、楽しさを、常に追求すること、そこにEDWARD’S製品を創る源がある。考え方によっては方程式などないこの探求の方が、遥かにむずかしいことかも知れないが。

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EDWARD’Sは生地と夢で衣服をつくる

   流行という言葉が、とかく軽々しく見られがちなのは残念なことである。言葉の表面的な意味はさておき、衣服と流行とは、切っても切れない関係にある。もし、洋服が機能一点ばりのものであったら、われわれはみな、野球選手のような恰好をしなければならないだろう。流行は、衣服を着ることに、楽しさという価値を付与する。EDWARD’Sは、いい意味での流行を創造し、それによって社会に参加し、人々に夢を与え、社会をたのしく動かす企業である。

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EDWARD’Sは齢をとらない企業である

   EDWARD’Sの平均年令は若い。しかし、年々、若い社員を加えていっても、平均年令が上がるのは事実である。にもかかわらず、EDWARD’Sは齢をとらない会社でありたい。その芯に、いつも若さを持ち続けたい。そのために、われわれは心の老化をふせぐ。つねに新しい喜びと驚きに反応する柔軟な精神を培う。若さを持続させる情熱を見失ってはならない。一人一人の、そうした努力が、会社の齢をとらせない。

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株式会社EDWARD’Sは、EDWARD’S家でもある

   EDWARD’Sは、株式会社である。社長もいるし、取締役もいる。組織はEDWARD’Sにとって大切なものであり、すべての社員は、これを守らなければならない。しかし、その内容は、むしろ”EDWARD’S家”というにふさわしい。われわれ一人一人がお互いを信頼し、はげまし合い、家族のような団結力、チームワークをもってEDWARD’Sを組織している。この結集した力が、EDWARD’Sを大きく推進する。

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EDWARD’Sの社員は一人一人がサンプルである

   自分の仕事に自信と誇りを持っていれば、会社を愛する心と、自社製品を愛用する精神がおのずから生まれるものである。EDWARD’Sは、コスチュームを創る会社であり、しかもわれわれは若い。みずからの手で創り上げたエドワーズ製品を着用しよう。われわれが人の目にふれるときその人間と同時に、着ているものも評価されているということを忘れてはならない。一人一人が、自社の動くサンプルとしての自覚をもって、つねに装いに神経を配っていたい。


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